安曇野市穂高西小学校 池田町会染小学校 長野県立こども病院で演奏しました。

   2018年9月24日池田町会染小学校、25日安曇野市穂高西小学校、26日長野県立こども病院の
3か所で子どもに伝えるクラシック、訪問コンサートが行われました。


(会染小学校の様子)

初秋漂う長野県安曇野市。穂高連峰に抱かれたこの町は、水も空気も透き通っていて
毎回訪れるたびに心癒される素敵な町です。

そんな安曇野市で、昨年に続き今年も「子どもに伝えるクラシック、訪問コンサート」を開催させて頂きました。

演奏曲目は、ショパン「子犬のワルツ」や、「幻想即興曲」、モーツァルト「トルコ行進曲」などどれも耳なじみのある曲ばかり。

会染小学校では、当日がお祭りの日にも関わらず100名近くの子ども達と保護者、近所の方々が駆けつけてくれました。
穂高西小学校では、とっても元気な校長先生がコンサートを盛り上げてくれて、
400名を超える児童が大興奮で聴き入っていました。
(これまで多くの学校を訪問させて頂きましたが、
その学校の校風は校長先生の人柄やカラーが
如実に表れるものだとつくづく思います。)

そして子ども病院では、重度の病を患っている子どもたちが点滴をしながら、またはベッドに寝ながら
耳を傾けていました。梯さん自身、子どもの頃に小児がんで入院した経験を持ち、
「入院中はプレイルームで聴ける音楽が唯一の楽しみだった」と、
自身の体験を語りながら演奏しました。

普段はいつもにこにこしていて、ダジャレも良く出る梯さんですが、
子どものころに経験したつらく苦しい闘病生活を乗り越えて
今の姿があるのだと改めて感じさせれました。

おわり
(文:稲田俊介 子どもに伝えるクラシック運営委員)