活動記録

2015.08.31
【活動記録】群馬県安中市 新島学園礼拝堂で演奏をしました
2014.12.15
【活動記録】小松市今江小学校でダヴィッド氏とデュオで演奏をしました
2014.09.16
【活動記録】北海道士別市 士別市立士別中学校で、約200名の生徒対象に演奏をしました
2014.08.02
【活動記録】認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA)10周年記念で協賛演奏をしました
2013.07.16
【活動記録】札幌大谷高校音楽科で、学内コンサートを行いました
2013.06.10
【活動記録】北海道北広島市緑陽中学校で、
訪問コンサート&ピアノレッスンを行いました。
2012.08.06
【活動記録】Cocoro Care for Children(任意団体)プロデュースによる福島県
飯館村小中学校開校コンサートに出演しました

群馬県安中市 新島学園礼拝堂で演奏をしました

日時:2015年8月31日
場所:群馬県安中市 新島学園礼拝堂

<演奏曲>
モーツァルト  幻想曲 ニ短調 K.397
J.S バッハ  主よ人の望みよ喜びよ
モーツァルト  トルコ行進曲〈3楽章〉
シューマン   子どもの情景 Op.15
シェーンベルク 6つの作品 Op.19
ショパン    英雄ポロネーズ Op.53

小松市今江小学校でダヴィッド氏とデュオで演奏をしました

日時:2014年12月15日
場所:石川県小松市今江町 小松市立今江小学校講堂

<演奏曲>
ベートーヴェン  ヴァイオリンソナタ第8番1楽章
ドビュッシー   月の光
パガニーニ    カンタービレ
ブラームス    ハンガリアンダンス
ドボルジャーク  ユモレスク
クライスラー   美しきロスマリン

小松市立今江小学校で、全校生徒約320名を前に演奏をしました。今回は、子供に伝えるクラシック活動では初めてのヴァイオリンのヴォルフガング・ダヴィッドさんとのデュオ演奏です。

今江小学校は、平成25年に創立140周年を迎えた伝統のある小学校です。演奏に使用されたピアノは、大変古いもので、今は生産されていない小野ピアノ製のホルーゲルでした。これは、80年ほど前に今江小学校に寄贈されたもので、外見はその古さから一部塗装がはがれおち、鍵盤の高さは現在の一般のピアノよりも5センチほど低い特殊なピアノです。梯さんの演奏に支障を来すのではないかととても心配しましたが、梯さんにご理解をいただき、また、入念な調律をしていただいたおかげで素朴で味わい深い音色がよみがえり、梯さんの素晴らしい演奏がさらにピアノの音色を高めていました。

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第8番から始まった演奏会は、梯さんとダヴィッドさんの息の合った演奏に生徒たちもすっかり引き込まれ、まだ小さな低学年の子どもたちも真剣に聴き入っている様子でした。

曲の合間のトークでは、ダヴィッドさんがドイツ語を話されるので、梯さんに通訳をしていただきました。梯さんには、お二人での演奏とトークに加えてドイツ語の通訳までもと、一人で3役をこなしていただき、とても大変だったと思いますが、子どもたちからの質問タイムではご自分から質問のリクエストをなさったりもし、時間は和やかに過ぎていきました。

最後は、今江小学校の12月の生徒合唱曲の「BELIEVE」を、梯さんと当日初見で弾いて下さったダヴィッドさんの演奏に合わせて生徒たちが合唱をしました。お二人の演奏と1年生から6年生までの生徒たちが一体となり、歌は講堂いっぱいに響き渡って将に感動の時でした。この貴重な体験をした子どもたちが、いつかそれを思い出し、自身の未来に少しでも活かすときが来ることを願っています。

この活動は、地元テレビ局・北陸放送(TBS系列)の当日のニュース番組やテレビ小松でも紹介されました。


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北海道士別市 士別市立士別中学校で、約200名の生徒対象に演奏をしました

日時:2014年9月16日

<演奏曲>
☆ショパン 幻想即興曲
☆シューマン 子どもの情景からトロイメライ
☆モーツァルト ロンド
☆ショパン 軍隊ポロネーズ
☆ショパン ノクターン遺作

北海道士別市 士別市立士別中学校で、約200名の生徒対象に演奏をしました。昨年北広島市の緑陽中学での活動を受けて、士別市教育委員会もその意義にご賛同いただき実現したものです。

士別市は北海道上川地方北部にある町で、美しい大河、天塩川と剣淵川の合流点にあり、(アルプスのハイジ)のような牧場と羊、まるで洗濯をしたような美しい雲、360度の眺望と感動する景色が随所に見られる美しいところでした。梯さんもその空気の清涼さに長く住んだウィーンを思いながら気持ち良く演奏。

その後の質問コーナーでは生徒さん達の素朴な疑問に嬉しく答えていました。温和な人柄でサッカーに情熱を捧げる菊池校長先生も大変印象的でした。

NHK北海道では夜のニュースに何度も採り上げられ、新聞では、北都新聞、道北日報にその記事が掲載されました。


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認定NPO法人アジア教育友好協会(AEFA)10周年記念で協賛演奏をしました

日時:2014年8月2日(土)  13時30分~行事開始
場所:日本財団 1階 バウルーム 東京都港区赤坂1丁目2番2号

<演奏曲>
☆シューマン:子どもの情景
☆ショパン:バラード第1番
☆ショパン:前奏曲第25番(アンコール曲)

アジア教育友好協会(略称AEFA)(http://www.nippon-aefa.org/)は創立以来、アジアの山岳少数民族のための学校建設と日本の学校との国際交流を結びつけながら活動をしている認定NPO法人です。去る6月15日に創立10周年を迎えられたそうで、その記念行事の中で梯剛之さんのピアノ演奏が組まれました。

梯さんは、子どもに伝えるクラシックの活動とも共通項があることに加え、これまでのDVD制作活動の途中でこのAEFAのサイトに“子どもに伝えるクラシックDVD制作委員会”サイトをリンクしていただいたり、今ご覧になっている“子どもに伝えるクラシック(略称CFC)”のHPとお互いにリンクし合うなど、双方の協力関係にあり、喜んでこの演奏協力をしたものです。梯さんの演奏を初めて聴かれた方も多かったようですが、たくさんの方々から感動したとの声を頂戴しました。

AEFAはCFCの活動とその理念、活動域と共通するところがあり、今後も協力関係にありたいと思っています。


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札幌大谷高校音楽科で、学内コンサートを行いました

日時:2013年7月16日

<演奏曲>
☆ドビュッシー:映像第1集「水の反映」「ラモーを讃えて」「運動」
☆ショパン:ノクターン2番&13番、バラード2番、3番
☆リスト:ロ短調ソナタ

全校生徒さん及び先生方と関係者の方々200名がご参加

大谷高校ピアノ科の斉藤先生からの「是非あの音を生徒に聴かせたい」という強い思いから始まったのが 当コンサートです。

音楽系の大学進学を目指す音楽科を擁するだけあって、本格的ホールを備えている学校です。 会場では皆その音に聴き入り、アンコールのコンソレーションでは、感動で涙を流している方々もたくさん 居られる素晴らしい演奏会になりました。

今回は二つの学校の生徒さんたちにクラシックへの想いを伝える活動に参画し、自分自身も 感動しました。 今後も折に触れてこの活動を支援していきたいと考えています。


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北海道北広島市緑陽中学校で、
訪問コンサート&ピアノレッスンを行いました。

日時:2013年6月10日

<演奏曲>
☆シューベルト:楽興の時第3番 ☆ショパン:幻想即興曲
☆ドビュッシー:映像第1集「水の反映」「ラモーを讃えて」「運動」

全校生徒さん160名、先生方及び父兄の方々150名がご参加

生徒さんも父兄のみなさんも初めて観聴きする梯さんのピアノに圧倒され、やがて深い感動を呼びました。体育館での演奏会でしたが、“このピアノから聴いたこともないようなやさしく深い音”(音楽の先生)が聴く人たちの心の奥底まで響いたのでしょう。トークの時間ではウィーンの思い出や音楽に救われた人生だと語り、「負けを認めて再スタートすればよい」と、自身の体験をもとに、決して上から目線ではなく、同じ立場で語った梯さんの話に皆、大変感銘を受けた様子でした。

更に今回は活動初めてのこととして、ピアノを勉強している生徒さんへのワンポイントレッスンを試みました。“自分がこう弾きたい!と思うように弾いていいんだよ”という意識面の事など交えて指導をしましたが、レッスンを受けた古崎さんは、こんなに変われるなんて!とびっくり。愉しくレッスンを終えました。

最後は皆でBELIEVEの合唱です。梯さんの伴奏で、梯さんの音楽と生徒さんが文字通り一体になれた時でした。これは生徒さんたちの心に魂の躍動感としてダイレクトに伝わって、とても感動的な活動になりました。

※なお、コンサートの様子は北海道テレビ(テレビ朝日系列)の報道番組で紹介されました。


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Cocoro Care for Children(任意団体)プロデュースによる福島県
飯館村小中学校開校コンサートに出演しました

日時:2012年9月6日

飯舘村は2011年3月東日本大震災以降間もなく、東京電力福島第一原子力発電所事故により全村避難を余儀なくされ、その村民のうち約8割程度が、村が準備した福島市に点在する避難先で避難生活を送っています。小学校、中学校ともに福島市飯野町のご厚意で既存の学校に寄宿し学校生活を送っていましたが、2012年4月に小学校が、次いで8月27日の第二学期開始時に中学校が開校しました。念願の“自分たちの学校”です。

梯剛之さんは、飯舘村で心のケア活動を行っている医師たちによる任意団体CCC(Cocoro Care for Children※)からの要請で開校記念演奏を行いました。

演奏曲は ドビュッシー 水の反映、運動 とショパン ノクターン第1番、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ。梯さんも生徒さんたちの心や想いに寄り添うというCCCの目的を理解し、自らも同年5月に実施した三陸を中心とした復興支援演奏ツアーでの経験を踏まえ、少しでも生徒さんと近づき、クラシックが楽しめるよう、曲の解説をしながら演奏。最後の華麗なる大ポロネーズの前にはショパンが祖国の復活を願い、熱い思いで作曲したことを語り、飯舘村の復活を願う想いを届けました。

梯さんの、生後一ヶ月で光を失い、それでも絶望することなく、音楽を極める道に進み世界的に認められる音楽家となった姿を間近で見聞きすることで、生徒さんたちが前向きに生きる希望や勇気を感じてくれたら、とのCCCの想いと、演奏を通じて生徒さんの心に何かを感じてもらう、という協力の意味が達成され、村側からも感謝の言葉をいただいています。


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